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2010/11/21

衛星設計コンテスト

第18回衛星設計コンテストに参加した。衛星設計コンテストというのは学生が宇宙機の設計を行い、そのアイディアの独創性と設計のレベルの高さを競うコンテストのこと。ロボコンと違ってモノじゃなくプレゼンテーションで勝負するので、コンテストというより学会のような雰囲気がある。とはいえこのコンテストで大賞に輝いた設計は、数年後に形になって宇宙へ打ち上げられることもあり、立花隆曰く「日本で一番クオリティの高いコンテスト」だ。

参加を通じて思ったこと。
  • アイディアは全く新しい物を探すよりも、科学、リモセン、通信など現在人工衛星が使われている分野で探す方が深いものになる。ニーズを全く0から作るのって本当に難しい。それより、ちゃんと昔からニーズはあるんだけどコストがかかるからやってこなかった、っていうものを解決するとこにアイディアを傾けた方がよい。んでそのニーズを持ち寄るために、参加メンバーはバス機器開発者だけじゃなくていろんな学部のやつがいればいるほど面白い。今回は全員機械系のメンバーだったので、ネタを絞り切るのが一番大変だった。
  • 参加したのはアイディア部門。募集要項には「応募者の提案する宇宙ミッションの独創性・有用性を競うもの」とある。1次審査後の質問書ではミッションの意義に関する質問が多くあって、最終発表の資料作成時にはニーズから設計根拠が論理的につながるかっていうとこに時間を割いた。ところが最終審査当日の質問はほとんどバス機器設計が有効かどうかっていうものだった。アイディアそのものに対する審査が1次審査で、最終審査は結局設計を見るものだってのを次回参加者には伝えよう。
  • 資料作成時の、みんなで議論しながらストーリーの流れの整合性を取っていくって作業は面白かった。またテーマが津波観測だったので、津波そのものやらNOAAの津波予測やらがしれて楽しかった。研究室の仕事の良い気分転換だったと思う。
  • こんなカメラきぼうの曝露部に乗っけたら面白い映像が取れるかなっと思ったけど、それをエンターテイメントとしたときに需要があるのか、採算が取れるのか(きぼうに物を送るのはくっそ高い)っていうとこを詰めきれなくて流れた。どっかで温めとこう。

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