+1

2012/02/25

ボランティア体験まとめ

Windows VistaのノートPCが更新作業で立ち上がらないので、iPhone+Bluetoothキーボードで更新。

僕は去年、大学のプロジェクトと(広義の)学生団体の2つの震災ボランティアに参加した。震災被害には、津波の直接被害と原発被害の2種類があるとしたら、その2種類にそれぞれ対応するプロジェクトに顔を出してみたことになる。

前者の「災害ソリューション実践」は去年の8月。これは大学の授業でもあり、旅費と単位がついてくる、という、忙しい理系大学院生には取っ付きやすいものだった。これに参加したことで、学内で同じような想いを抱えていた人たちとつながれたことが一番の財産として残った。その後この輪は、プロジェクトに参加したか否かに関わらず、「行動しながら考える人」というジャンルの人達を集める輪にもなった。

このプロジェクトはデジタルアーカイブと短編動画作成の2種類の業務がある。前者は遠野市役所にて震災時の被災状況などが書かれた手書きの書類をひたすら電子化する仕事、後者は岩手沿岸部の被災地に行き、被災者と共に自由に動画を撮影・編集するというもの。

デジタルアーカイブについて、遠野市役所って遠野物語のあの遠野です。カッパのいる池があり、カッパを捕まえるための免許を発行している、あの遠野です。遠野は内陸の盛岡と、沿岸部の陸前高田、釜石などとの中間地点にあり、古くから情報と物資輸送の均衡点であった。さらに遠野市長が防災意識の高い人であり、震災以前から津波に備えた後方支援の防災訓練をしていた。このような背景から、遠野市は2011年3月11日以降も後方支援の中心となった。次々飛び込む被災状況を、電気もつかず、地震で半分倒壊した市庁舎でさばき続けていた。ここで残った大量の手書き書類を電子化し、将来に知識として残そうというのがこのプロジェクトの目的。

具体的な手順としては、元の手書きドキュメントのPDF化、および文章のWORD化。待ち受ける書類は数千枚。東工大生はこの大半を一週間で電子化するという成果を残しました。学生側として得られたことは、他のボランティアと違って行政の対応を目の当たりにできたこと。あっちで建物が倒壊した、こっちで何人亡くなった、という生々しい情報をマクロ的な視点から見ることができた。

反面、電子化手法の改善まで至らなかったことが心残りだ。前述したPDF化、WORD化だけでは、必要な情報を検索するのに不都合であり、データベース形式にした方が良い。メンバーはこのような疑問を感じながらも、果たして与えられた指示を覆すことは良いのだろうかという疑問を持ちながら作業を行っていた。この点は来年度プロジェクトを行う際の反省点にしたい。

短編動画作成は明日朝書こう。

copyright

当ホームページ掲載の記事、写真、イラスト等の無断掲載を禁止します。
(c)2008- Yuta. ALL Rights Reserved.