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2012/04/07

4/5 ソフトウェアの授業メモ

慶応SDM(Systems Design Management)の公開講座「現代ソフトウェア入門(だったかな?)」に、お世話になってる先生に誘われて行ってきた。議事録。
ちなみに資料のソースは、『ソフトウェア開発データ白書』『日経コンピュータ』など。

ソフトウェアのプロジェクトそのものは、これまで測れないものと認識されてた。それが近年、「測定できないものは制御できない」との考えのもと、プロジェクト自体を様々な視点から測定し、より成功率の高いプロジェクト運営をしましょう、という授業。

【1 概要】
●ソフトウェア規模
Windows3.1 300万行
Windows2000 6000万行
自動車組み込み 500万行
レクサス 700万行
内訳:ECU70〜100個、10万行/1ECU
DVDレコーダー 100万行
●プロジェクト規模:36.5人月
●ソフトウェアを測るパラメタ
①Quality
②Cost
③Deadline
④Scope

●プロジェクトの成功の定義
→与えられたS内で、QCDを達成すること。
●現状は?
→日経コンピュータによると、平均成功率30%(まぁこんなもんか)
●プロジェクト成功を支援するための組織:Software Engineering Center

【2 CとD】
●制御すべきパラメタ
規模→工数→コスト・工期、の3つ。
このうち、規模は要求から大体見積もれるが、工数は計画より多くなる
●平均的なコスト見積もり:1000円/1行
根拠:平均的な生産性 5〜6行/1時間(当然言語による)
160人時=1人月=60〜120万円
→5〜6行/6000円

【3 Q】
●Qualityの失敗:システムのトラブル→国として集めたデータがない。これは問題だ。
●論文によると、日本のシステム失敗率は0.02%くらい。これは他国に比べても少ない。
●バグ発生箇所:要件定義30%(意外と多い!)、単機能60%、統合システム10%
●電車の乗り換えシステムなど、そもそもの要件定義が各社で違う自然言語で書かれてたりすると大変。
●これまでのシステム原因の重大事故
→エアバスA320が4機墜落、Therac25という放射線治療機の被曝事故、携帯バッテリの発熱

【雑感】
楽しそうな講義なんだけど、この先3ヶ月毎週終業後に通い続けるのは大変だなー。

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