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2013/02/22

学びが創発的に生まれる場、とは?そしてその目的は?

『プレイフル・ラーニング』によると、最近の学びは『創発的に学びが生まれる場を提供すること』によって生まれる、とあった。それを読んで、すごく共感して興奮した。

だってどこから何を学ぶかなんて人それぞれじゃない。「今日はこれを覚えて帰ってもらいます」なんておこがましい。

ロケット打ち上げ会をやったあとに、「そういえば、空を最近見上げることがなかった、って気づいて、それ以来帰り道に空を見るようになったよ!」って言ってもらえて、すごく嬉しかった。そんなことを誰かが気づくなんて、全く意図してもなかったもん。


創発的な学びを最大化する場づくりとは、そういう意図してない気づきがポンポン生まれる場作りに全力を注ぐことだと思った。それを体現する場ってどんなものだろー、と考えた時、同じ本に載っていた『人間コンピュータのワークショップ』が非常に参考になると感じた。

このワークショップの目的は最小限、人がコンピュータの各部(マウスとかグラボとかバスとか)を演じること。プログラム言語は全て自然言語の台本に置き換わる。参加者に求められていることは、ただコンピュータの動作の再現に没頭するだけ。こだわっていたのは、その場をコンピュータの専門家が指揮して、正確にコンピュータを再現すること。曖昧なことはなし。本物志向。

そんなワークショップが面白そう、今度企画したい、と同期にのたまったら、「何が面白いのか全くわからん。そもそも何が目的なのか全くわからん。」と言われた。んー、普通そういう感想なのかな。そもそも、目的を最小化して、とにかく面白そうなことに没頭してみる事が大事なのに、そこが全然わかってもらえなかった。確かに自分でも、目的がないことに没頭する目的を上手く文章化できなかった。

タイトルの『学びが創発的に生まれる場』も、『目的がないことに没頭することの意義』も、もっと平易な言葉でいうと何だろう?

学びが創発的に生まれる、とは、何からでも学ぶこと、もっと言えば、何事も楽しむこと。創発的な学びをもたらすワークショップの目的は、自分の学びに対する感度を高めること何からも学ぶ姿勢や感度を高める訓練の方法として、何かやったことのない、面白そうなことを体験することが有効だってこと。

そういうことかな。

何からでも学んだとしても、一つのことをやり遂げないと何者にもなれない、てのは別の議論。

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