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2013/04/26

シリア内戦

こないだYoutubeを見ていたら、右側のおすすめ動画に現在のシリアの街並みが写った動画が出てきた。見てみて、街があまりに荒廃していてびっくりした。



シリアには行ったこと無い。けど街並みを眺めると、マンションは日本の公団住宅に似ている(気がする)し、ベランダにはBSを受信するアンテナもあるし、どことなく親近感もある。荒廃した住宅街を戦車がはい回る様子は、最終兵器彼女なんかで読んだ、ちょっとした漫画の世界みたいだと思った。

そもそもシリアってどんな国?

場所はトルコの南東、ベルギーからの距離はすげー大雑把に見て3000km。3000kmと言えば、北海道の先から九州の先までの距離。ヨーロッパの中心から、大体日本列島分くらい離れたところで血なまぐさい内戦が起こっている。中東とヨーロッパって意外と近い。ダブリンの語学学校にもグルジアあたりから人来てたしね。



内戦前、2010年の一人あたりGDPは2891ドル[1]。エジプト、モロッコ、フィリピンあたりと同じくらいの経済規模[2]。行ったことある人はなんとなく生活レベル思い浮かぶのかな。ちなみに日本は一人あたり46735ドルで世界13位。

今回の内戦の大雑把な経緯は、[3]~[8]を順番に読めばだいたい分かるかも。

最初はアラブの春に端を発する(アラブの春ってなんだっけ?)反政府デモを強引に抑えこもうとしていたことがキッカケ。デモは各国で起こっていたんだけれど、シリアが他の国と違うのは、殺害を含む強硬な方法でデモを弾圧したこと(なんで政府は強硬に弾圧したんだ?)。

だんだん、政府側も反政府側も応酬がエスカレートしてしまった。エスカレートした背景には、それぞれの派閥への、利害関係の絡んだ周辺諸国および先進国の支援がある。さらに国連は内戦を調停しようにも、それぞれお国事情を持つ中露が拒否権を発動するから身動きがとれない。欧米各国は、シリアに石油がないから戦争を調停する旨味がない[9]。

つまり、誰も本気で内戦を止めようとしない上、血の気溢れる戦士たちが続々入国する最悪の事態に陥っている。何より、戦争が仮に終わったとして、その後の国のビジョンを誰も描けないことが、問題を更に難しくしている。このままではレバノンの内戦[10]と同じようになるリスクもあるというのもどこかで読んだ。シリア国民にとっては、内戦は2~30年前は隣国の火事だったはずなのに、気づいたら国外の難民キャンプにいることになる。


・・・なんで内戦は起こるんだろう。イスラム教が一神教なことと関係があるのかな。でも仏教だった日本も数百年前まで内戦やりまくってたもんな。宗教、人種、主義、経済レベルなんかの違い、独裁者の傲慢、・・・なんだろね。

もうひとつ感じたんは、Youtubeの凄さ。現地にいる人(兵士?)がどんどん動画をあげるから、Youtube上にはたくさんの生々しい動画が上がっている。刺激的な動画をタイムリーに撮ることなら素人にでも出来る環境があるのだから、報道機関の役割は情報に信頼性を持たせること。その責任はますます増してるね。


[1]外務省 地域情勢 シリア

[2]世界経済のネタ帳 世界の一人あたりGDPランキング

[3]時論公論 「長期化する シリア危機」 2012年02月02日 (木)

[4]視点・論点 「シリア 統治の構図」 2012年04月16日 (月)

[5]時論公論 「悪化する シリア危機」 2012年05月31日 (木)

[7]視点・論点 「シリア内戦の現状」 2012年09月03日 (月)

[8]ピックアップ@アジア 「シリア内戦 "国家崩壊"のおそれ」 2013年03月12日 (火)

[9](24.4.14) アナン特使の孤独な闘い シリア問題では国連を誰も助けない

[10]レバノン内戦

2013/04/16

mitaka

先日、晩飯を食いながら同期と、地球は太陽の周りを回ってて、太陽系は銀河系の中をグルグル回ってる、みたいな話をして、久々にmitakaを思い出したので紹介。

mitakaとは、国立天文台が作った、現在わかってる宇宙の姿を全てぶち込んだコンピュータソフトのこと。

最初は本日20時の夜空が見えている。『あー、星座が見えるやつね。』

離陸ボタンを押すと、その時の地球の様子が。『うんうん、google earthみたい。』

だんだん離れると、月軌道が見えてきた。地球案外ちっちゃい。『どうやら様子がおかしい。』

更に離れると、地球が太陽の周りを回っているのが見える。

だんだん離れる。はやぶさとかはこのスケールを飛んでいる。『ほうぅ』

マケマケやハウメアってのは、冥王星が惑星失格になったあとに採用された、準惑星のこと。友達の誕生日は、マケマケ発見日と一緒らしい。大したもんだ。

彗星の源、オールトの雲が見えて来ました。

3光年くらい離れると、太陽の次に地球に近い恒星、アルファ・ケンタウリが見えてくる。こんにちは、お隣さん。

このくらいになると、星座が立体的に見え出してしまう。

どんどん遠ざかり、太陽系が天の川銀河の外縁部の一部を回っているのが見えてくる。

このくらいになると距離感がわからん。天の川銀河も星屑の一部。


そしてこれが、現在わかっている宇宙の姿。『何が何やら。』

ダウンロードはこちらから。

ちなみに冒頭の会話は、文系男子の疑問から始まった。
『オレはいろんな疑問は思いつくんだけど、飽きっぽいんだよね。だからその先を考えるのは真面目な理系に頼るんだ。』
理系文系とは違う分け方だけど、適材適所、素敵なコンビネーション。


↓リンク:銀河の中心がどうなってるのか↓
http://www.st.keio.ac.jp/learning/1002.html

↓リンク(PDF):東工大の理学系チームが捉えた、『共食いする毒グモパルサー』に関する発表資料↓
http://www.hp.phys.titech.ac.jp/yatsu/1FGL2339/pr_cover2012a_rev3.pdf


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