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2013/05/16

天体写真覚え書き

こないだのGWで、天体写真の趣味復活の第一歩を踏めた。その後ネットで調べて、色々改善点が見えたので覚え書き。

こないだ撮った土星。
タカハシFS78C + スペースボーイ赤道儀
カメラはCANON EOS 60D, ISOは確か400, 露出は2秒前後。
合成焦点距離9970mm, 合成F127
画像処理なし。
  • 天体写真の世界(http://ryutao.main.jp/)がすごく参考になる。一番参考になったのは、デジカメで撮った写真の画像処理方法。例えば星景写真の場合、一緒にダーク(キャップを被せて撮る真っ暗な写真のこと、ノイズだけ写っている)も撮っておいて、後からダーク(ノイズ)を引く方法や、フォトショで惑星写真を合成して色彩を協調する、など。ホンモノの天体観測と同じ事をアマチュアもできるようになったのね。試しに土星の写真をベースに、合成も試してみたけど、元の写真がブレてんだかピントが合ってないもんで、ほっとんど変わらない。一番何とかしなきゃいけないのは、スペースボーイ赤道儀のガタツキだよなぁ。
4枚合成に加えてちょっとトリミングして彩度を上げた写真。
  • 星景写真にしろ、惑星撮影にしろ、どちらも一番困ったのはピント合わせ。拡大機能付きのアングルファインダーが欲しい。レビューを見ると廉価版でも性能はそんなに変わらないらしい。

  • 更に探したら、EOSならばセンサーに写っている映像を、パソコンの画面に写していろいろできるらしい。ただこないだ土星を撮ったときは、暗すぎてライブビュー画面には何も映っていなかったから、拡大したところで期待は薄いけど。月や星団を撮るときには活躍するのかな。

一番欲しいレンズはこれ↑。
高いよー。。

  • 良い写真はきっと被写体8割、機材2割。機材に金かけるよりも、東奔西走していいもの見たい。
おやすみなさい。

2013/05/05

タカハシ スペースボーイ使用メモ

10年近く前に中古で買った、タカハシ製スペースボーイ赤道儀を久々にひっぱり出してきてメンテした時に気づいたことのメモ。

まず以下のハナシの前提として、中学生の時に無理な使い方をして、結構赤道儀を痛めてることがある。赤経回りの回転方向に何かが干渉した状態でモータードライブを回し続け、歯車を痛めちゃった、など。

  • スペースボーイは赤経方向の駆動のための機構として、極軸望遠鏡側(回転しない側)についている歯車を、望遠鏡側(回転する側)についているモーターからつながっているウォームギアが進んで回転するようになっている。ここに無理な力が加わった場合、回転しない側の歯車の材質の方が柔らかく、歯車がダメになってしまっていた。どういうことかというのは以下。

赤道儀の写真です。オレンジの矢印の部分が、赤経方向のモータードライブ。

「回転しない側」についている歯車が、上の写真の中央の穴の中に見える。歯がダメになってしまっている。軟鋼製?

「回転する側」のウォームギア。こっちはノーダメージ。真ん中のウォームギアの歯の間に金属片が混じっていた。手が荒れてるのはノーツッコミで。

幸いダメになっているのはあまり使わない部分のギアだったので、ギアのかみ合わせを調整し、油をさす部分に油をさして組み直し、モータードライブの電池を新品に交換したら、極めて快調に動いてくれました。工学部出身で良かった。

【参考】タカハシ スペースボーイ 赤道儀 オーバーホール

CANON EF50mm F1.4の天体写真使用メモ

GW、八ヶ岳まで足を延ばして天体写真撮ってきました。星の数めちゃ多くて感動した!


これが最も綺麗に撮れた写真。

使用機材は、CANON EOS 60D + CANON EF50mm F1.4をタカハシ スペースボーイ赤道儀に設置して、ISO100、F2.0で145秒露光したもの。ちなみにこのレンズは、僕が中学生の時(10年近く前?)に、35mmフィルムの一眼レフカメラ用に買ったもの。見た目はまだ綺麗。

以下、このときのレンズに関するメモ書きです。
  • F2.0まで絞ったにも関わらず、周辺部の星像がゆがんでいる。上記写真の、右下部をトリミングした写真は以下。赤道儀の追尾はそれなりに上手くいっていたと思うので、考えられるのはレンズの球面収差。周辺部のみにゆがみが見られるのもその根拠。もっと絞ればいい写真撮れるのかな。
最初の写真の右下部、星像がゆがんでいる
  • マニュアルでピントを被写体距離 無限遠に合わせても、星にピントが合わない。実際には無限遠から少しだけ手前に回したところでピントが合った。仕様なのか、経年劣化(?)か。無限遠に合わせた時の写真は以下。
マニュアルフォーカスで被写体距離無限大に合わせても、ピントがずれている


レンズについて気づいたのはこのくらい。
あとは、かなり久々にちゃんと天体写真を撮って気づいたこといくつか。
  • デジタルカメラって、撮ったその場で写真の出来を検証できるから素晴らしい。このご時世に何寝ぼけたこと言ってんだって感じですが、中学生のころにはまだ一眼はフィルムカメラが全盛。写真屋さんに天体写真の現像頼むときには、『真っ暗に見えるけど、天体写真なんです』って断りを入れなきゃいけなかった。じゃないと撮影ミスかと思って印刷してくれなかったから。デジカメだと、撮ったその場で結果がわかるから、例えば上記ピントの話もすぐその場でフィードバックかけられる。ISOも変えられる。撮影条件をいちいちメモに残さなくても電子データで情報が残る。素晴らしい。
  • 富士山麓は天体観測スポットを探すのが難しい。最初は河口湖まで行けば暗いとこあるだろうと思ってたけど、意外と河口湖周辺は民家が隙間もないほど多かった(河口湖住民に失礼)。かといって人気のない方へ行こうとすると樹海だったりして、やたら怖い。田舎の山に行くべき。
なんか思いついたら書き足します。

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