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2014/02/26

LinkedInに登録して転職の面接を受けてきた話

2015年4月に更新しました。



【前提】
僕は今すぐ本気で転職を考えてるわけじゃないけど、いざという時どこかへ移れる心構えは常に持ってたい。そう考えてたところ、LinkedInで知り合った転職エージェントから美味しそうな話が転がってきたので、話の種にホイホイ話に乗ってみた。


【面接までの流れ】
LinkedInに登録してプロフィールを若干盛り気味で埋める。嘘は書いていない。

知ってる人に申請を出す。外国人の元同僚は大抵LinkedInをやっている。

知らない人からも申請が来だす。よくわからず承認しまくる。ただし嫌な人、明らかに胡散臭い人は除く。この時点で転職エージェントが何人か入っていた。

LinkedInのメールは気づきにくい。気づいたら知らない外資系転職エージェントから、「こんにちは。私は日本の自動車業界専門のコンサルタントなんだけど、興味深い経歴の持ち主だから今度話を聞かせてよ」的なメールが来る。

胡散臭いのでシカトしている中で、一通だけ、聞いたことのある外資系企業の、かなり具体的なポジションのお誘いがあったので、その転職エージェントに会ってみることにする。

都内某所のカフェで面談。エージェントからポジションの詳細の説明を受け、後日英文CVを提出。するとエージェントが、LinkedInのプロフィール欄を元にして、作り直してくれた。

その企業の開催するJob Fairなるものに参加。そのまま一次面接へ。

(2/28更新)
受けていたポジションはダメだったけど、別の部門で再度受けないか?という話をもらう。

(4/12更新)
別の部門で受けたところ、妙に馬が合ってトントン拍子で話が進んでいる。足の引き際を考えないと。
どうやらLinked inのBackground summary欄にプログラミングや使えるソフトの技能のみ書いたから、安直なエージェントがSoftware engineerとして僕を斡旋したことが、最初の部門とのアンマッチの理由だと思う。
ここのプロセスで得たことは、「年収いくらくらい欲しいの?」って問いに根拠を持って答えられるようになったこと。最初は、そんなんおこがましい、って思ってたけど。

(4/30更新)
2回面接を通り(1回目は技術系の偉い人、2回目は技術系の若い人)、次人事部長?か何かと面談。フルタイムで働いていても転職活動はできることの現れ。通常具体的な雇用条件が書かれたオファーレターが出るまでに、面接は3~4回あるらしい。引き際を考えないと。
(5/12更新)前回の人事の偉い人との面談の結果、相手の企業が僕にオファーを出したいという打診がエージェントから来た。マッチング成立。

僕のスタンスは、今関わってるプロジェクトが今年末で一区切りするので、そこまで動くつもりはないが、それでも良いなら採用してくれ、というので臨むつもり。そのスタンスは前回の人事面談でも伝えてある。ちなみに普通転職するのは、オファーレターが出てから2〜3ヶ月らしい。その人が本当に欲しいなら、2ヶ月だろうが半年だろうが待つじゃんね。その辺の感覚は転職や外資だと違うのかもしれない。ちなみに、マッチング成立にいたるまでエージェントに払った金はゼロ。転職エージェント業者の収入源は、おそらく見つけた人材の採用に対する報酬だから、受かりそうなやつ見つけたもん勝ちなんだね。
(5月末更新)
これまでメールと電話でしか話して来なかったエージェントに、久々に会った。某所のスタバで。エージェントには、やっぱり年末まで半年以上待って欲しい、そうじゃなきゃ今回の話は最初からなかったことにして欲しい、と伝えた。彼は、そういうケースは聞いたことがないし、恐らく断られるけど、それでもいいの?って聞かれた。同じことは面接中にも聞かれたし、その時にも同じことは伝えてある、と伝えた。

後日、エージェントから、「先方が、万が一他にいい候補を見つけない限り、君を待つつもりだ、と言っている」とメールが来た。ここまで来るとさすがに心が揺れる。「年末まで待ってくれるんなら(きっと転職に)YESって言う」と伝える。

(2015年4月に更新する、2014年10月頃にあった話)
ある日エージェントからFacebook messageで、「最近どう?転職先のポジションはまだOPENなんだけど、時間も経ったし意識合わせしたいから、今度またコーヒー飲みながらお話しよう」って来たので、週末に日程調整する。

その週末の数日前、またエージェントから、「ごめん、その週末は千葉にいい波が来るっぽいから、その翌週に変えてくれない?」って連絡が来る(ちなみに彼の趣味はサーフィン)。え、俺の人生に関わりうるミーティングより波を取るの?でも相手は生き物だし、同じ波は二度来ないからなぁ。と謎な理解を示し、日程変更を了承。誘拐犯に恋をする女の子ってこんな気持ちなんだろうか。

翌週の待ち合わせ時間になっても、彼は現れないし、メッセージも既読にならない。ややあってSMSで、「ごめん、マジでひどい風邪を引いたから今日はいけない(意訳)」と来る。うんわかる、俺も寝坊した時に使う手だ。

そのさらに翌週辺り、同じ会社の別のエージェントから、「(件名)Exciting Company ○○-san - Interested? (本文)僕は例のエージェントとごく近しく働いている者なんですが、こんな会社のこんなポジションを受けてみませんか?」っていうメールが来る。おいちょっと待て。その後メールで問い詰めるも、納得の行く説明は得られませんでした。

というわけでこの話はよくわからない理由で立ち消えになりました。


【感想】
・外資系企業への転職を考えているなら、LinkedInは使いようによっては具体的なポジションと出会うチャンスとなりうる。最初に入力しておけば、英文CVの作成も楽。ただし聞こえのいいことだけ書きすぎると、自分が本当に強いわけではないフィールドを、自分の強みだと捉えられてしまう。逆に言うと、面接を経て、自分が本当に何をできるのかを知る。

・日本の中で転職するなら、相手は外資系だろうが日系企業。日系転職エージェントから、転職の常識を学んでおくべき。例えば今回は、「希望の給料はいくら?」って聞かれて答えに窮した。ステップアップで転職する人は、これを考えておくのは前提なのかな。

・外資系技術系企業は、面白いコア技術は本国でやっている。日本でやっているのは、客先に合わせたいろんなレイヤーのチューニング。広義の翻訳者。それを面白いと思うかどうか。

・自分の価値を細分化された技術的スキルでのみ語るエンジニアは、企業にとって誰かの代用品でしかない。ただしシステマティックに細分化された業界では、具体的なスキルがないと採用基準に乗らない。生き残るには、考え方とか視点とか、どこに行っても普遍的に、それができるやつはすげーと思われるような仕事の仕方をしているか、ニッチな居場所でスキルを伸ばすか、どちらか。当然、人の話を聞くことができる、なんてのは前提。

・日本人エンジニアは英語に苦手意識を持ちすぎ。何を今さらだけど、久々に目の当たりにした。

・少なくとも今年いっぱいは職を移る気はないです。念のため。最初の職はやっぱり大事。

2014/02/21

若き品質保証部員の悩み



【大規模プロジェクトの進め方】

①ウォーターフォールに忠実に基づき、一歩進んで問題が出たらそこで止まり、確実に解決してから次に進む手法。

②①に加え、問題が出たら即座に問題の重要度レベル分けをし、重要度が高でれば全体を止めて問題解決をして次へ進む。重要度が低であれば、その問題点を切り離し、次工程に進んで更に重要度の高い問題点を洗い出す。

①は自分のアタマで考えるのが苦手な人が多い組織向け。

②のメリットは、重要度の高い問題点を早期に洗い出すことができる点。デメリットは、重要度の判断や、当初の開発・検証計画から柔軟に変更することが求められるため、人間系(しかもごく一部の)にかかる負荷が大きくなる点。一部めっちゃ仕事ができる人がいる組織向け。


【おじさんのノウハウを若手に引き継ぐ話】

少量多品種・一品モノかつ高信頼性が求められる今の職場で、求められる品質のレベルは工芸品のそれに求められるのと同じ。開発段階で問題が起きた場合、問題の一件一件が確実に解決することを論理的に説明することが求められる。

「問題が解決した」とは、「これをクリアしたら問題を解決したとみなす条件をクリアした」ということ。この条件はできるだけ定量的であること。この条件の設定は、色々な考え方に基づく。そしてこの条件設定が一番、人のノウハウっていう暗黙知に基づきやすい。一定の品質で判断をするためには、この条件の設定方法を形式知化する必要がある。

勝手知ったる得意先相手に、暗黙知に従って良き時代を生きてきたおじさん主体の事業体から、海外含む新規顧客開拓をどんどんしていかなきゃいけない僕ら世代の事業にあった体制にするためには、新しいことをやる前提として暗黙知を体系立った形式知にしていかなきゃいけない。そしてそれに残された時間はあと数年しかない(ただしおじさんがおじいさんになって、業界の監査団体みたいなところにはびこるともっと長いかも)。何よりこの作業は泥臭くやるしかない。

おじさんたちの勘違いは、自分たちのような暗黙知を持った次世代を育てれば良いだろうと想像している(ように感じられる)こと。その次世代は平気で転職する時代に生きている。こっちの考えもちゃんと知ってもらわないと、双方が幸せになる解に行きつけない。年功序列、糞食らえ。


【ワークライフバランスの話】

攻めた仕事をしている以上、未知のトラブルに遭遇する。未知のトラブルを納期までに解決しなきゃいけないから、長時間労働は仕方ない。ワークライフバランスとは、長時間労働を悪とすることではなく、休むべき時に休むこと。そして、納期設定を合理的かつ人間的な生活を考慮し、更にリスクを考慮したマージンを持たせて設定すること。…まぁ特に後者は、超超上流のあたりで崩れるんですけど。継続して受注し続けるためには、ロスコンが見込まれるプロジェクトも建前で受注せざるを得ない、みたいな。

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